バランスの良い食事とは?
皆さん、バランスの良い食事と聞くとどんなことを思い浮かべますか?野菜がたくさん!メインは魚!ご飯は雑穀米などでしょうか。どれも身体に良さそうで、それらがメニューにあればバランスが良い食事だなあと感じますよね。今回はそんなバランスの良い食事についてお話します。
バランスの良い食事の基本は、主食・主菜・副菜を揃えて食べることです。主食はご飯やパン、麺などです。主菜は肉、魚、卵などメインのおかずになるものです。副菜は野菜、きのこ、海藻類などの定食で言う小鉢にあたります。
主食・主菜・副菜を揃えて食べられていますか?どれか欠けていたり、多すぎたりしていませんか?体重を減らしたいから、血糖値を下げたいからと主食のご飯を抜いていませんか?野菜が苦手だからと主食と主菜だけになっていませんか?
糖質(主食)を極端に減らしてしまうと集中力が切れやすくなり、勉強や仕事の作業効率が下がります。それに満腹感を感じづらくなり、空腹を我慢できず間食するという悪循環になります。また、おかず(主菜・副菜)を食べ過ぎてしまい、中性脂肪や悪玉コレステロールなどの値の上昇に繋がっていきます。そうすると心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。野菜やきのこ海藻類にはそれらを予防する働きがあります。
なので食事は主食・主菜・副菜を揃えて食べるように意識していきましょう。朝から料理する時間ないし、野菜なんて摂れないよという方は、前日の夜ご飯のおかずの残りや、下処理が楽なミニトマトなど活用してみましょう。
たくさんの野菜を摂るだけがバランスの良い食事ではありません。どんな食材も極端に制限せず、全体のバランスを考えながら食事をしましょう。