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ヒートショック

[2019.01.24]

 いよいよ木枯らしの吹く季節に入ってきました。温かいお風呂で体の疲労を解消したくなって来るこの頃です。確かに入浴は自律神経を安定させ、軽い運動にも似た効果があり気持ちが良くなるものです。

しかし、糖尿病や高血圧、心臓病などがある方は、お風呂や温泉に入るときに注意することがあります。それはヒートショックです。ヒートショックとは急激な温度変化によって、血圧が上下に大きく変動することで体に悪影響を及ぼす現象です。

 寒い時期には、入浴中に突然死をおこすことがありますが、この突然死には実はヒートショックが関係しているのです。ヒートショックを起こすおそれのある時は、室温28℃、脱衣室・浴室8℃にいた人が40~42℃の浴槽に入るような場合です。この時心筋梗塞や狭心症、あるいは脳梗塞が起こりやすいのです。特に高齢は要注意です。

 

高齢の糖尿病患者さんにお勧めできる安全な入浴法を紹介しましょう。

①お湯の温度を41℃以下にし、体を暖めすぎないようにする。急激な血圧低下を防げます。 

②冷え込みやすい脱衣所からいきなり熱い温泉に入らないこと。

③長湯は逆効果ですので、入浴時間は7~10分以内としましょう。

④食後すぐに入浴しないこと。食後は血液が消化管に集まり、入浴で皮膚や筋肉にも血流が増加し、結果脳の血流が減少します。

⑤空き腹の時には入浴しないこと。低血糖になる危険性があるからです。

 

くれぐれも事故を起こさないようにして入浴を楽しみたいものです。

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