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低血糖対策のコツ

[2019.02.25]

 低血糖で特に問題となるのは、無自覚低血糖、高齢者の低血糖、1型糖尿病、低血糖の対処法などです。最近の糖尿病の薬はDPP4阻害薬、SGLT2阻害薬にしても低血糖は起こさないものが増えてきました。広く一般に使われているメトホルミン、αGIも低血糖は起こしません。しかしインスリン、SU薬(アマリール、グリミクロン)、グリニド薬(シュアポスト、グルファスト)が使用されてる場合が問題になります。これらの薬を飲んでいるのかどうか1度確認されると良いでしょう。

 無自覚低血糖とは一般的な低血糖の定義70mg/dlより血糖が低下しても、異常な空腹感、手足の振るえ、いらいら、脱力感、動悸などの典型的な低血糖症状が出ないものです。高齢者、低血糖を繰り返している人、1型糖尿病に多く見られます。そのまま更に血糖が下がると意識障害、昏睡を起こしてしまう可能性があり危険なものです。やはりこれらの薬を使用してる場合はまめに血糖を自己測定してみる必要があります。そして血糖を上げてしばらく低血糖を起こさないようにしていると自覚するようになるものです。

 高齢者の低血糖の特徴は症状が非典型的なことです。単に頭がくらくらする、体がふらふらする、めまいがする、ボーとするなどです。低血糖自体が老年症候群(認知症、活動性低下、うつ、低栄養)を悪化させたり、転倒の原因にもなります。ためにこれらの症状を見逃さずに対処する必要があります。家族、介助者も注意して見守りたいものです。

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 1型糖尿病患者さんは平均週2回以上の低血糖を経験することが多いです。必ず血糖自己測定器、ブドウ糖を持ち歩きましょう。自動車の運転の前には血糖を測ってみて100mg/dl以下の時には補食をする、ブドウ糖を飲んでおくなどの対処をしてから乗りましょう。最近は血糖をリアルタイムにみられる機器も登場してますからこれらを利用するのもよいでしょう。

 低血糖の対処法では血糖70mg/dl以下、低血糖症状が出たときにはブドウ糖10g内服して、15分後に回復がなければ再度内服します。ブドウ糖が周りになければオレンジジュース、コーラ、ファンタなどのブドウ糖が多く含まれた清涼飲料水で代用できます。ブドウ糖ないしはブドウ糖を多く含む飲料水が決め手です。チョコ、菓子では間に合わないばかりかその後の過剰な高血糖の原因にもなります。

 いづれにしても常に低血糖のことを意識して生活することが大切です。どういう食事、どの程度の活動、どのような時刻に発症しやすいか、またどんな気分、症状が低血糖なのか常にアンテナを張って感じとるようにしましょう。

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