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ピンチをチャレンジに替えるチャンス

[2020.04.13]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が、日本を含む世界中で拡大しています。山梨県でも12日現在33名の感染者が確認され、学校が休校になったり、不要不急の外出が控えられるようになっています。7都道府県では休業要請も出されました。 それゆえに家庭で過ごす時間が長くなっており、糖尿病への影響が懸念されるとこです。 宴会は少なくなったが、外出も少なくなり、ジムにも行けず、家にいると色々つまんでしまうという声も聞かれます。

 糖尿病で特に新型コロナウイルスに感染しやすいか否かは不明ですが、一般的には高血糖状態では感染症は起こりやすくなることはよく知られています。更にICUに入るような重症化の率は糖尿病、高血圧、心疾患、慢性腎臓病、高齢者で高いと、中国やアメリカで報告されてます。死亡率に至っては、中国からの報告ですが、心疾患(10.5%)、糖尿病(7.3%)、高血圧(6.0%)、呼吸器疾患(6.3%)の順に高かったのです。勢い平素の血糖コントロール、合併症の予防、管理が大切になって来ますね。
 しかし逆転の発想をしてみれば、この機会に自宅での糖尿病の自己管理をやってみるチャンスでもあるのです。今迄できていたことが出来なくなったのを嘆くのではなく、新しいことにチャレンジしてみたいものです。 外出、外食しづらくなり中食、テイクアウト食が勢い多くなるでしょう。中食では食事のバランスを考えましょう。主食は必ず摂り、副食は主菜のタンパク質食品を大きなもので1品、小さなもので2品、それに副菜(野菜,海藻、キノコ)は必ず1品とりましょう。テイクアウト食でも図を参考にバランスよく摂ってみたいです。特に高齢者では肉、魚、乳製品、大豆などのタンパク質を多く摂りたいものです。


閉じこもりは危険です。人混みを避けての広い屋外での散歩、ジョギングは感染のリスクは低いです。 先ずはこのような有酸素運動を心掛け、筋トレも行いたいものです。有酸素運動だけでは筋肉量は減っていきます。器具がなくても出来る筋トレとしては、スクワット、かかと上げ、座ってできる下肢伸展運動などがあります。DVDやネット動画を見ながらいろいろやってみるのもよいです。
ピンチをチャレンジに替えるチャンスです!頑張ってみましょう。

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