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熱中症を防ごう

[2019.08.12]

 少し寒かったも梅雨も明けて日本全国一気に猛暑になり、熱中症で運ばれる人も激増しました。屋外で労働される方、農作業をやってる方、車を長時間運転される方は特に注意が必要です。熱中症は予防が大切です。

  暑い所での労働、農作業などではやはりこまめな休憩が大切です。30分に1度位は涼しい所で、休憩を取り水分補給をしたいものです。色んな熱中症策グッズもありますがこのことが基本でしょう。水分補給とともに発汗が多量になると塩分の補給も必要となります。一般にはスポーツドリンクが飲まれますが糖尿病患者では注意が必要です。スポーツドリンクには糖分が500mlあたりにすると30~35gも含まれてます。ただの水に食塩を少々加えるのが良いでしょう。水1Lに塩2~3g(小さじ1/2杯、1つかみ)入れるのが適当です。塩あめ(但しカロリーの少ないもの)、梅干しなどで補給するのもよいでしょう。熱中症を起こし出せば経口補水液(OS―1)が適当です。OS―1も糖分が含まれてます(500mlに10g)がこの場合はやむを得ないでしょう。脱水症の治療が優先されます。 

 車はクーラーを使っていても長時間になると熱中症を起こすことがあります。水分補給を怠りなく。 運動は大切ですが、暑いときは無理に頑張らないことが大切です。この場合は湿球黒球温度(WBGT)計が参考になります。WBGTが28°以上では運動は控えましょう。

 熱中症の始まりの症状は、めまいや立ちくらみ、筋肉の痛み、こむら返り、大量の発汗、頭痛、などです。これの症状が出たら熱中症を疑い、すぐに作業をやめて涼しいところで休憩を取り、水分塩分補給をする必要があります。予防に水ばかり飲んでいると血液中の塩分濃度が薄まって、筋肉のけいれんを起こします。熱けいれんと言い、お腹,下肢、上肢などの局部的なけいれんが特徴的です。塩分補給に努めましょう。更に進むと、ぐったりしてくる、吐き気•嘔吐、下痢•腹痛、体がだるいなどの症状が出てきます。ここまで来たら医療機関を受診すべきです。

対策を立てて良い夏を過ごしましょう!。

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