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7月の旬の野菜~なす~

[2020.06.29]

 今月はなすを紹介します!

 なすの成分は90%が水分です。ビタミン・ミネラルは少なめですが、カリウム・ビタミンC・葉酸が程よく含まれています。なすのアクはポリフェノールの仲間のクロロゲン酸です。活性酸素の働きを抑え、血圧や血糖値のコントロールにも有効といわれています。きれいに仕上がるように水に浸けるのが一般的ですが、栄養が逃げてしまうので最小限にすると良いです。

 なすの紫色の色素はナスニンと言われ、こちらもポリフェノールの一種です。ポリフェノールには目の疲労回復にも効くと言われているので、在宅ワークなどでパソコンと向き合う時間が多かったこの時期、なすはぜひお薦めです。

 ナスニンを効率よく摂るには皮ごと調理して食べると良いでしょう。上記にも記したように、水に浸けると栄養が逃げやすくなるので、味噌汁など溶けだした汁を飲めるような調理法がお薦めです。ただ、汁を全て飲むと塩分の過剰摂取に繋がるので、主治医の先生や管理栄養士に調理法など相談しておきましょう。

 なすを選ぶポイントは、ヘタの切り口が新しく、ガクの部分についているトゲが鋭く尖っているものほど新鮮なのでチェックしてみてください。また、皮の色が濃く表面に傷がなく、ツヤ・ハリのあるものを選びましょう。なすは水分が多い野菜なので、持った時にしっかり重みのあるものが良いでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

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