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風間内科医院通信

平成31年  

3月号 高齢2型糖尿病患者さんの動脈硬化リスク

1.高齢2型糖尿病患者さんの動脈硬化リスク

狭心症や心筋梗塞、脳卒中など生命を脅かし、生活機能を低下させる大血管障害の原因は、血管が硬く狭くなる動脈硬化です。糖尿病患者さんでは、動脈硬化が進みやすく特に食後高血糖は動脈硬化リスクを高めるといわれています。したがって心疾患や脳卒中を予防するために食後血糖値の是正が必要です。また、運動を全くしないと動脈硬化のリスクが高まるため、高齢な方でも適度な運動は重要です。主治医の先生と相談しながら、ご自身に合った運動を取り入れ、血糖管理に取り組みましょう。

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2.日常生活の中でできるレジスタンス運動~腰に負担をかけない背筋運動~

背筋が弱くなると猫背・前かがみになり、歩行時の転倒リスクにもなるため、背筋力の維持が重要です。常に胸を張り良い姿勢を意識すれば、背筋はある程度維持できます。もし腰痛でなければ、背筋運動を併せてすると良いでしょう。床に腹這いになり、両手をあごの下に置きます。この状態で右足をゆっくり挙げ、ゆっくり元に戻します。左足も同じ動作を行い、左右を1回として、10回繰り返します。足は僅かに挙げるだけで構いません。きつい場合は膝を曲げ膝を少し持ち上げるだけでも良いでしょう。この動作を1セットとして3セットを週1回行うことを目標にしてください。

※レジスタンス運動とは:筋肉に抵抗をかけながら繰り返し行う運動

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2月号 高齢2型糖尿病患者さんの風邪による脱水と高血糖リスク

1.高齢2型糖尿病患者さんの風邪による脱水と高血糖リスク

「かぜは万病のもと」と言われますが、ご高齢の方の風邪は肺炎を引き起こすなど重症化しやすい傾向にあります。発熱、下痢や嘔吐などの症状が出る「シックデイ」には脱水を生じる可能性があり、血糖値の上昇などにもつながる注意が必要です。特にご高齢の方では、脱水を自覚しにくいことがあり、血糖値が乱れる原因にもなります。風邪の流行時は人混みを避けるなどの予防が第一ですが、もし風邪をひいてしまったら、重症化を防ぐためにも主治医の先生を受診するようにしましょう。

風邪

2.日常生活中でできるストレッチ運動~腰を前後に大きく広げて行う股関節のストレッチ~

股関節は、上半身と下半身の動きを分け、またバランス絵劣るうえで要となる部分です。股関節が硬くなり、前かがみになってくると、腰を痛める可能性が高くなるため、柔軟性を高めるためのストレッチをご紹介します。両脚を前後に大きく広げ、前脚に重心を置きます、前脚の膝を90度に曲げ、後ろ脚に重心を移動させたら、後ろ脚を遠方に伸ばしていきます。後ろ脚の付け根あたりに張りを感じるまで反動はつけずゆっくりと伸ばしましょう。30秒から1分間保持したら、反対側も同様に行います

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1月号 高齢2型糖尿病患者さんが抱えるインフルエンザのリスク

1.高齢の2型糖尿病患者さんが抱えるインフルエンザのリスク

高齢2型糖尿病患者さんは、インフルエンザにかかりやすく、ひどくなると肺炎になってしまうこともあります。また、インフルエンザにより脱水症状になると血糖値が上昇する可能性もありますので、空気が乾燥してきてインフルエンザが流行する時期は注意が必要です。まずは予防として、手洗いやうがいを励行し、重症化を防ぐためにもワクチン接種を受けるようにしましょう。そのうえで、インフルエンザが疑われる症状があったら速やかに主治医の先生に相談しましょう。

うがい

2.今日からできる食事療法~果物の摂りすぎには注意~

ケーキや饅頭は血糖値が上がる食べ物だと誰でもイメージしやすいと思いますが、果物も糖尿病患者さんにとって注意が必要です。各種メディアでも取り上げられているように、果物には体にいい栄養素も含まれていますが、果物に含まれる糖質は、血糖値を上昇させる単純糖質の果糖であることも覚えておいてほしい点です。一方で果物が好きな方にとって、果物の摂取をゼロにすることは長期継続の妨げになる可能性があると思います。したがって、りんごなら1日にどのくらい(人によって1/4~1/2個)など、食べても良い具体的な目安を主治医の先生に相談してみましょう。

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